プチグレン　精油事典《フィトアロマセラピー基礎知識》【健康・美容総合サロンMIO】　オレンジ

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　プチグレン

ＭＩＯの精油事典

　プチグレン　　　　Petitgrain　　ミカン科

［一般知識］

学名	Citrus aurantium var.amara
抽出部位	葉と小枝
抽出法	水蒸気蒸留法
成分	酢酸リナリル、リナロール、酢酸ゲルニル、ネロール、テルピネオール、ゲラニオール　　など
産地例	フランス・イタリア・スペイン・パラグアイチュニジア　　など
植物分類	ウッディ系
香りノート分類	ミドル
ブレンファクター	2～3
香りの特徴	苦味と甘さ感じる柑橘の落ち着く香り

＜精油使用上の注意点＞
通経作用があるので、妊娠初期は使用しない。

＜情報取得上の注意点＞
生産地,、抽出する材料は各精油のメーカーによっても異なります。
精油の分類、成分は異なります。精油を実際に活用する際には、学名、成分、産地、抽出法などを確認しましょう。

［参考］

サロンMIO取り扱いエッセンシャルオイル

メーカー：㈱タイムメリディアン
学術名：Citrus aurantium var amara
原産国：パラグアイ
抽出部位：葉
抽出法：水蒸気蒸留
分類：ミカン科
特性：深い黄色から琥珀色のオイル

当サロンで愛用のプチグレン
精油はビターオレンジの
葉や小枝から抽出され、
「ウッディ系」に分類される

Orange Tree （オレンジ）	枝葉	水蒸気蒸留	プチグレンオイル（エッセンシャルオイル）
	果実・果皮	果皮（Peel）の圧搾	オレンジオイル（エッセンシャルオイル）
	果実・果皮	中身	果汁、果肉
	花	水蒸気蒸留	ネロリオイル（エッセンシャルオイル）
	花	溶剤抽出	オレンジフラワーアブソリュート

この精油はオレンジの木から採れる3種類の精油の１つです。
オレンジの花から採れるネロリ、果皮から採れるオレンジ、葉や枝から採れるプチグレンです。
この3つの精油は同じ木から採れるために、どこかしら似通った効能が得られます。
香りはそれぞれ特徴があります。

どんなときに
選ぶ香りなの？

体に痛みがあるとき。　火傷を負ったとき。
不安感があるとき。　イライラを感じているとき。　緊張している気分を落ち着かせたいとき。

【精油の働き】

作用	抗うつ、神経強壮、鎮静、鎮痛、抗菌、デオドラント、消化、健胃鎮静（作用）、鎮痛、催眠、抗うつ、自律神経調整、血圧降下、抗炎症、癒傷、瘢痕形成（はんこん）、筋肉弛緩（ちかん）、皮膚細胞活性、抗菌、抗ウイルス、抗真菌　（「・・・作用」の作用の文字を省略して記述）
心へハートケア	怒りやパニックを緩和し、リフレッシュさせる心を静め、リラックスさせます。（パニック、怒り、不眠症、不安症、うつ）感情が落ち込んでいるときに自信を持たせリフレッシュさせてくれます ■　副交感神経を活性化し、自律神経のバランスを整え、心身的な症状を緩和 ■　脳内のセロトニン分泌促すといわれている □　安らぎを与える（安心感・安眠）←鎮静作用※ 　（興奮、激情、緊張、不安、恐怖などの解消） □　免疫力を上げる PMS（月経前緊張症）　　更年期　　　冷え症慢性疲労　　　高血圧　　　動悸マタニティーケア　　　出産　　など
体へボディケア	胃の筋肉を鎮静させます。（消化困難）呼吸を楽にして、筋肉の痙縮をやわらげます。（心拍の亢進、緊張）神経系の鎮静剤となります。ストレスからくる疲労を和らげ、リラックスさせる。 □　痛みを緩和　（頭痛・月経痛・胃痛・筋肉痛など） □　疲労回復　（肩凝り・脚の疲れ・むくみ） □　呼吸器系へ　（風邪・気管支炎・喘息の予防） □　切り傷や怪我や打撲　　など
肌へスキンケア	湿疹　　ニキビ　　　　など　≫ローションやクリームを作って活用
ハウスケア	□　消臭スプレー・お部屋の香りのスプレー
購入のポイント	価格：お手頃～やや高額　万能的な役割をするので、日常において活用したいオイル。外出の時ににも携帯したい強い味方の健康アイテム。

【profile】　

　
プチグレンビガラードは苦いオレンジの葉から作られています。苦いオレンジの木のビターのような香りは、気持ちを明るくしてくれそうです。プチグレン油は価格的にもさほど高価でなく、香りも良いので、同じ種類の木に咲く花から抽出される、ネロリの代用として使用されます。ストレス緩和したいとき

「プチグレン」というのは「小さな粒」という意味です。
実は、この精油はもともとオレンジの葉ではなく、オレンジの未熟な粒のような果実から抽出されていたのです。
オレンジだけでなく、レモンやマンダリンの木からも生産されています。
現在では、製薬業界、香水業界で広く使われ、コロンの成分としてよく使われています。

昔はオレンジの未熟な実から抽出していました。その後葉や小枝から抽出するようになり、現在ではレモンやマンダリンの木からも生産されています。全体にネロリほど強力ではありませんが、不眠症やニキビ、吹き出物に効果的です。

プチグレンビガラードは苦いオレンジの葉から作られています。苦いオレンジの木のビターのような香りは、気持ちを明るくしてくれそうです。プチグレン油は価格的にもさほど高価でなく、香りも良いので、同じ種類の木に咲く花から抽出される、ネロリの代用として使用されます。ストレス緩和したいときの芳香浴にラベンダー、カモミール、クラリセージなどとブレンドしてみてください。

【story】