MIOの精油事典
MIOアロマセラピー事典(用語集)
MEMO
※ アロマセラピーの情報は目的や思考の違いによって、各協会や著書によっても記述が異なるものもあります。
蒸留法(水蒸気蒸留法)⇒他ページ参考
代替医療(だいたいいりょう) ⇒
"通常医療の代わりに用いられる医療" という意味が込められた用語。
代替医療は「補完医療」「相補医療」とも呼ばれる。
米国でも日本でも学会等正式の場では「補完代替医療」
(Complementary and Alternative Medicine:CAM)の名称が使われることが多いようである。
通常医療と代替医療の二つを統合した医療は「統合医療」と呼ばれる。
フィトアロマセラピーの基礎知識TOPページ
エッセンシャルオイル(精油)とは
エッセンシャルオイルの抽出法
エッセンシャルオイルの作用
エッセンシャルオイルの取り扱い、注意点
キャリアオイルとは
アロマセラピー用品・基材
アロマセラピーの歴史
アロマセラピーと医療
アロマセラピー関連法規
香りの分類
MIOの精油・ハンドメイドケア用品
MIOの精油事典
[脳の生理学]
脳について
[精油の作用]
精油成分が人体に働くメカニズム
嗅覚について
血液から全身へ伝わる3つの経路
精油成分の作用
[アロマセラピー分野の健康学]
栄養、運動、睡眠の重要性
生活習慣病予防
心のストレスと健康
[アロマセラピーの基本的な活用法]
[アロマセラピーの効果的な活用法]
ホームケア
エッセンシャルオイル活用法
サロンのご案内
ボディトリートメント体験
|
アロマセラピーと医療
アロマセラピーと医療
■日本のアロマセラピー
精油の蒸留法は江戸時代に伝わり蘭医学などで用いられていた。
明治時代にはニホンハッカなどの精油を 輸出していた時期もあったが、
合成香料や海外の廉価品におされすたれてしまった。
1970年代に、小学生やその親たちの間でポプリが流行し、ドライハーブへの関心が高まった。
アロマセラピーが紹介されたのは1980年代で、はじめジャン・バルネやロバート・ティスランドらによる 英仏の専門書が高山林太郎氏により邦訳され、やがて海外で技術を学んだ者たちが国内で実践をはじめる。
1990年代にエステブームなどにのって広まったこともあり、 日本に伝わったアロマセラピーの方法はイギリス系に近い方法が多いとされている。
日本に伝わったアロマセラピーの方法は、アロマセラピストが学んだ国(イギリス、フランス、アメリカなど)によっても多少異なる。
近年では国内でも精油への科学的アプローチが進み、代替医療としてアロマセラピーに関心を寄せる 医療関係者も増えている。
■アロマセラピーと医療
アロマ・・・香り、セラピー・・・療法 を意味し、 「芳香療法」のとして、療法の一つではありますが、残念ながら、日本では、国家資格を持つ薬剤師が精油を扱うフランスとは違い、医療行為として認められておりません。
医師の資格を持ったもの以外のアロマセラピーは、医療行為ではなく、生活習慣病予防などの健康相談や健康増進、心の安定を図る癒し提供の一般サービスとされています。
医療行為ではありませんが、化学薬品に頼らないで、人間が生まれながらにしてもっている自己治癒力や、免疫力を高める植物を用いた療法です。
代替医療として用いられる理由として、精油成分の体への作用が有効と認められていることがあげられます。
安心かつ安全で家庭で用いるためには、精油に対する正しい知識が必要になります。
■アロマセラピーと看護・介護
アロマセラピーは「アロママッサージ」などと呼ばれ、ボディトリートメントのハンドマッサージ、フットマッサージなどを病棟で行うことを取り入れる病院も増えてきました。
特に産院ではナースによりアロマオイルを用いたマッサージや出産時のストレス緩和のための芳香浴を行っているようです。
「セラピー」と「テラピー」との違い
|
|