【精油の働き】
作用 |
精神高揚(作用)、鎮静、精神安定、抗うつ
消化促進、解熱、抗菌、抗ウイルス、抗真菌
(「・・・作用」の作用の文字を省略して記述)
|
心へ
ハートケア |
■ 脳の視床下部の安定を図るとされる
□ 不安解消・精神のバランスをとる←鎮静作用
安眠 興奮 落ち込み 情緒不安定 うつ状態
マタニティケア 更年期障害 ストレスケア など
|
体へ
ボディケア |
□ 消化器系の働きを強化
□ 泌尿器系の感染症に効果
便秘 下痢 消化不良 腸内ガス(鼓腸)
食欲不振 疝痛(せんつう) 膀胱炎 など
|
肌へ
スキンケア |
光毒性があるため、肌に使用したあと5時間は直射日光を避ける。
皮膚を刺激することがあるので、肌の弱い人は精油の量を少なめに調整する。
脂漏性皮膚炎(真菌が原因) 頭皮ケア
ニキビ 帯状疱疹 脂性肌 デオラント など
|
ハウスケア |
□ お部屋の香りのスプレー
|
購入のポイント
|
価格:やや高額
様々な用途に活用できるため、おすすめ。アロマセラピーに慣れたらぜひおすすめ。
|
【profile】
ベルガモットの果実は生食や果汁飲料には使用されず、専ら精油を採取し香料として使用される。
紅茶のアールグレイはベルガモットで着香した紅茶である。フレッシュな香りをもつためオーデコロンを中心に香水にもしばしば使用される。
精神高揚の作用と鎮静させる両面を持つのも特徴
他の柑橘系の精油に比べて比較的「リモネン」の成分が少ない
【story】
18世紀にドイツのケルンで生まれたオーデコロン4711は、ベルガモットやネロリなどをベースに調合され、現在も作られている。
ゲーテやワーグナーなど、歴史に名を残した貴族たちにこよなく愛され続けたといわれる。
オーデコロン(ケルンの水) アロマセラピーの歴史
【その他の情報】
アールグレイ (Earl Grey) とは、ベルガモット (Bergamot) で柑橘系の香りをつけた紅茶。フレーバーティーの一種。原料は中国茶のキーマン茶(祁門茶)が使われることが多いが、茶葉のブレンドは特に規定がないため、セイロン茶や、中国茶とセイロン茶のブレンド、稀にダージリンなども用いられる。"Earl
Grey" とは「グレイ伯爵」の意であり、19世紀のイギリス首相、第二代グレイ伯チャールズ・グレイに由来する。
アールグレイは、柑橘類ベルガモットの落ち着きある芳香が強い特徴である。 このベルガモットの香りは、多くの場合、精油や香料で着香される。近年では、さらにオレンジ・ピールを茶葉に混ぜ込んだものもある。
茶の香気成分は冷やした場合控え目になるが、人工的に香りを付けた着香茶であるアールグレイはアイスでも香りが比較的分かりやすいため、アイスティーに用いられることも多い。逆にベルガモットの芳香は温度が高くなるほど引き立つので、(会社・銘柄にもよるが)アイスティーを念頭に強めの香りをつけたものなどをホットティーにすると、慣れていない人にとっては非常に飲みにくいものとなりやすい。
シソ科に同名のベルガモット(和名 タイマツバナ 学名 Monarda didyma)というハーブがある。 これは葉がベルガモットの精油と良く似た香りを持つことから同じ名前を持っている。
|
【Phyto(植物)について】
〈Phot:イメージ〉
【種 類】 |
常緑高木樹 |
【樹 高】 |
2〜5m |
【育成の特徴】 |
葉は他の柑橘類と同じように表面に光沢があり、他の柑橘類よりもやや細長い形をしており先がとがっている。
夏に芳香のある5枚の花びらを持つ白い花を咲かせる。
果実はヘタの部分が出っ張った洋ナシ形かあるいはほぼ球形をしており少しデコボコしている。 果実の色は最初緑色であるが、熟すにつれて徐々に黄色〜橙色へと変化する。
|
MIO-MEMO |
ベルガモットの名はイタリアのベルガモで最初に栽培されたからという説、トルコ語の梨の王を意味するBeg armudiから来ていると言われている。クリストファー・コロンブスがカナリア諸島で発見し、スペイン、イタリアに伝えたのも有名。 ダイダイとマンダリンオレンジの交雑種であると推定されている。
ベルガモットの果実は生食や果汁飲料には使用されず、専ら精油を採取し香料として使用される。
|
|