【精油の働き】
成分と作用 |
テルピネンなどの成分で抗菌、抗ウイルス、副交感神経強壮、鎮痛、抗炎症などの作用がある。ティトゥリーと似た働き。
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作用 |
鎮静(作用)、自律神経調整、精神安定、神経強壮、
血圧降下、健胃、血流促進、抗痙攣、抗炎症、
抗菌、抗ウイルス、抗真菌
(「・・・作用」の作用の文字を省略して記述)
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心へ
ハートケア |
■ 副交感神経の働きを強くする。
■ 自律神経のバランスを整える。(心のバランスをとる)
□ 安らぎを与える(安心感・安眠)←鎮静作用※
(興奮、激情、不安、恐怖、パニック などの解消)
□ 性欲の不調
□ 孤独感を癒す。
□ 心を強くする。 など
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体へ
ボディケア |
□ 炎症や痛みを緩和
腱鞘炎 関節炎 リウマチ 胃痛 疝痛
神経痛 筋肉痛 腰痛 など
□ 筋肉の凝りや痙攣(けいれん)を鎮める
肩凝り 脚の疲れ むくみ など
■ 自律神経のバランスを整える⇒血液循環、体温調節、血圧、心拍を調整する
月経不順 月経痛 更年期障害の不調
PMS(月経前緊張症)
高血圧 動悸 頭痛 慢性疲労 冷え症
吐き気 乗り物酔い など
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肌へ
スキンケア |
ニキビ 脂性肌
皮膚真菌症(水虫など) など
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ハウスケア |
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購入のポイント
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価格:やや高額
精神的なトラブル、女性の体の元気回復に用途は広い。アロマセラピーに慣れてからの活用をおすすめ。
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【profile】
薬草のような温かみのあるシャープな香りがします。
こころと体をあたためると同時に、疲れを和らげ、リラックスをもたらせてくれます。孤独や哀しみを和らげ、元気付けてくれ、温かい気持ちにしてくれるオイルです。
このヨーロッパの庭園では欠かせないマージョラムは何種類もあり、精油を採取するスィートマージョラムは、地中海地方で採れ、フランスで生産されるものが多く出回っています。
【story】
マージョラムは、古代ギリシャの時代から薬草としてよく用いられてきました。マジョラムを効き目の強い解毒剤と考えて、痙縮が起きたり、組織に体液が溜まり過ぎたときに使い、症状を治してきました。
古代エジプトでは「オシリスの神秘の植物」として、また古代ギリシャ、ローマ時代には「幸福のシンボル」として扱われました。
学名のmajorとは、「より大きい」と言う意味のラテン語で、より大きい、より長いということで、「長寿」を象徴とされていたようです。
ギリシャ語で「オロスガノス」と言い、「山の喜び」という意味です。
また、イギリスでは、スチュアート時代に、不快な香りを消すために、甘い香りの小さな花束にマジョラムを用いて、胸につけたりしていました。
マージョラムからとられたアロマオイル(エッセンシャルオイル、精油)は、香水にもオリエンタルベースなどに利用されてきました。いろいろな種類がありますが、精油として使用されるのはシソ科のスイートマジョラムがメインです。
近年では、マジョラムは料理にも多く利用され、同属でもあるオレガノと同じように、トマト料理やチーズ、ソーセージなどに使用されます。
アロマセラピーの歴史
【その他の情報】
Marjoram〜料理の風味を引き立てます〜
オレガノ同様イタリア料理やサラダにうってつけのハーブで、生葉も乾燥葉もいろいろな料理、特に肉や魚の臭み取りや風味づけにおすすめです。
ブーケガルニとして、肉料理などの下ごしらえに多く利用されます。トマト料理とも相性が良く、パスタやピザなどでもお馴染みです。
主な用途はもちろんスパイスで、サラダ、シチュー、スープ、ソーセージ、ドレッシングなどに利用されています。
ハーブティーにすると、胃腸強化や鎮静作用があり、不安やストレス・緊張を緩め、心を暖めて悲しみや孤独感を癒してくれます。
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【Phyto(植物)について】
ドライハーブ
〈Phot:イメージ〉
【別 名】 |
マヨラナ・オリガナム |
【種 類】 |
多年草 |
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シソ科 ハナハッカ属 |
【草 丈】 |
約20〜50cm |
【育成の特徴】 |
白やピンクの花をつける。
茎が柔らかいので、背が高くなると葉並びは乱れやすい。
また日光の方へ倒れるように育つ。
どんどん増えるので、どんどん料理に使って短く保てば見た目もきれい。
主にスパイスとして使われる。
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MIO-MEMO |
オレガノのことを「ワイルド・マージョラム」と言う
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