【精油の働き】
作用 |
強心作用、健胃、殺虫、刺激、止血、収れん、消毒、
通経作用、腐敗防止
(「・・・作用」の作用の文字を省略して記述)
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心へ
ハートケア |
神経衰弱・リフレッシュ
■ 刺激作用があるので、疲労・衰弱した心に活力を与える
□ 孤独感からの脱却を助ける効果
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体へ
ボディケア |
■ 消毒作用があり、呼吸器系や消化器系、ウイルスに対する抵抗力
■ 風邪など感染症の症状を緩和する
□ 健胃作用⇒ 腸内の感染症や消化不良、胃痛、おなかの張りなどの症状
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肌へ
スキンケア |
穏やかな収れん作用があり、緩んだ組織を引き締める働きをするので、肌のケアに適しています。ただし皮膚刺激の強い精油なので、十分に希釈して使うこと。感染症の緩和作用があるので、水虫やイボのケアにも有効です。炎症を抑える働きもあるので、虫さされにも効きます。
肌を引き締める
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ハウスケア |
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購入のポイント
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価格:やや高額
アロマセラピーが慣れてから揃えたい精油
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【profile】
樹皮からはCinnamon bark oil、葉からはCinnamon leaf oilがとれます。あのシナモンです。カシアをシナモンに含めてしまうことが一般的です。
シナモンの精油を一番うまく利用していると言えるものはコーラでしょう。これにライム、オレンジ、レモン、ジンジャーなどを組み合わせるとコーラの香りに
なります。一般的にはシナモンパウダーの形でご存知かと思います。これは焼き菓子などの各種調味料に用いられます。
【story】
世界最古のスパイスの1つといわれ紀元前4000年ごろからエジプトでミイラの防腐剤として使われ始めた。また、紀元前6世紀頃に書かれた旧約聖書の『エゼキエル書』や古代ギリシアの詩人サッポーの書いた詩にもシナモンが使われていたことを示す記述がある。
中国では後漢時代(25年〜220年)に書かれた薬学書『神農本草経』に初めて記載されている。
日本には8世紀前半に伝来しており、正倉院の御物の中にもシナモンが残されている。しかし樹木として日本に入ってきたのは江戸時代の享保年間のことであった。
アロマセラピーの歴史
【その他の情報】
原産地は中国南部からベトナムのあたりにかけてと推測されている。熱帯各地ではばひろく栽培される。香り高く、『スパイスの王様』と呼ばれる。
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【Phyto(植物)について】
〈Phot:イメージ〉
【別 名】 |
セイロンニッケイ |
【種 類】 |
常緑樹 |
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クスノキ科 クスノキ属 |
【樹 高】 |
約10m |
【育成の特徴】 |
高さ10m程度の高木へ育ちます。葉はとてもツヤツヤした鮮やかなグリーンで、まっすぐ直線の葉脈 が入っています。
クスノ木科の植物なので、普段公園樹として関東以南で見かけるクスの木(camphora) に葉の形も似ています。日本で見かけるクスの木より寒さに弱く、越冬には5℃以上は必要です。自然界では、排水がよく日あたりの良い場所で育ちますが、鉢植えでは直射日光に慣れていないので、葉やけを防ぐため直射は避け、明るい場所で乾燥させないよう育てます。
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MIO-MEMO |
樹皮から作られる香辛料の名である。ニッキとも。また、生薬として用いられるときには桂皮(ケイヒ)と呼ばれる。
樹皮は薬用の桂皮やクッキーやアップルパイなどのお菓子に使われることが多いシナモン。香料に使われているシナモンは樹 木を乾燥させたものなのです。葉っぱをちぎって匂ってみると、シナモンのかおりがします!
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