ブラックペッパー　精油事典《フィトアロマセラピー基礎知識》【健康・美容総合サロンMIO】　

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　ブラックペッパー

ＭＩＯの精油事典

　ブラックペッパー　　　　Black pepper　　コショウ科

［一般知識］

学名	Piper nigrum
抽出部位	実
抽出法	水蒸気蒸留法
成分	α-ピネン、β-ピネン、リモネン、サビネン、 β-カリオフィレン　など
産地例	インド、シンガポール、スリランカ　　など
植物分類	スパイス系
香りノート分類	トップ～ミドル
ブレンファクター	３
香りの特徴	温かみある刺激的でスパイシーな香り

＜精油使用上の注意点＞
妊娠初期は使用しない。
皮膚を刺激することがあるので、肌の弱い人は精油の量を少なめに調整する。

＜情報取得上の注意点＞
生産地や各精油のメーカーによっても成分は異なります。

準備中

どんなときに
選ぶ香りなの？

体を温めたいとき。（血流促進）　　　体にパワーをたくわえ元気になりたいとき。

【精油の働き】

作用	鎮痛、神経強壮、強壮刺激、脂肪溶解、加温、発汗、食欲増進、消化促進、去痰、抗貧血、抗カタル、解熱、抗菌、抗ウイルス　（「・・・作用」の作用の文字を省略して記述）
心へハートケア	精神疲労　　うつ状態　　鈍感　　無感動　　無気力　　性的な問題　　インポテンツ記憶・集中力の向上　　など体の活力を高める「スパイス系の精油」とリラックスできる「オリエンタル系（エキゾチック系）の精油」とをブレンドすると、身体疲労を回復させることができる。
体へボディケア	■　末梢の血流を増やし局所的に温める ■　グレープフルーツピンクとブレンドすると交感神経を活性化し、脂肪燃焼、代謝力を上げる　⇒ダイエットに活用できる肩凝り　　冷え症　　歯痛　　歯周病の予防　痰咽頭炎　　筋肉痛　　リウマチ　　坐骨神経痛　　発熱便秘　　下痢　　消化不良　　鼓腸（腸内ガス）食欲不振　　胃痛　　疝痛　　月経痛　　など
肌へスキンケア	―
ハウスケア	―

【Phyto（植物）について】

〈Phot：イメージ〉

【種　類】	つる性　常緑低木
【草　丈】	つるの長さ5～6m
【育成の特徴】	インド原産
MIO-MEMO

【profile】　

ブラックペッパー/黒コショウ

黒胡椒とも呼ばれ、胡椒の木から取れた未熟な実を乾燥させたものである。世界中のどんな地域を旅しても、塩の隣にブラックペッパーの小瓶が並んでいると言われている。強い独特の風味があり、特に牛肉との相性が良い。

スパイスとして、また薬用として、昔からたいへん貴重で、これをめぐって戦争がおこったほどでした。そのツンとくるスパイシーな香りは、消化器系を刺激し、消化不良や胃もたれなどの症状を緩和します。筋肉痛にも効果的です。

コショウには白と黒がありますが、黒は未熟の漿果を乾燥し黒くなった外皮をつけたままのものであり、ホワイトペッパーは完熟した漿果を乾燥し、外皮を取り除いたものです。どちらかといえば黒が香りで白が味と覚えておくと料理などにも応用が利くと思います。

コショウの消費の大部分は香辛料関連ですが、香水でもアクセントを付けるためにわずかに配合することにより特徴をつけることができます。

【story】

スパイスとして、また薬用として、昔からたいへん貴重で、これをめぐって戦争がおこったほどでした。

　