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MIOの精油事典

 キャロットシード    Carrot seed  セリ科


学名 Daucus carota 
抽出部位 乾燥した種子または根
抽出法 水蒸気蒸留法
成分 キャトロール(セスキテルペンアルコール)
セキステルペンアルコール
α-ピネン(モノテルペン炭化水素)
産地例 フランス、オランダ、ハンガリー

フローラル系
アロマノート別分類 : ミドル〜ベース
香り : 軽い甘さのあるドライな感じの香り(漢方っぽいニンジンの香り)
オイルの色 : 黄色

※注意


M I O取扱い エッセンシャルオイル






作用
強壮作用 利尿作用
浄血作用

心へ
ストレス・疲労困憊を取り除いてくれます。
心を浄化する効果があります。
身体へ
腎機能促進、肝機能向上
女性ホルモン様、抗アレルギー、
黄疸・肝炎・さまざまな肝臓障害に役立ちます。
肝臓の優れた浄化剤となります。膀胱炎を好転させ、痛風にも効果があります。下痢を止め、胃潰瘍の痛みを和らげます。
腸全体を浄化します。赤血球を増加させます。
貧血及びそれによる体の衰弱、疲憊に効果があります。
体の各器官の働きを全体的に向上させます。 鼻・喉・肺の粘膜を強化します。
喘息・気管支炎などの呼吸器系の障害に効果があります。 ホルモン類の働きを元気づけます。
月経周期の乱れ・不妊症に効果があります。
肌へ 顔色を良くし、肌の張りと弾力を高めます。
(しみ・しわ・乾燥して固くなった肌)
たこ・うおのめ・炎症をおこした創傷を治癒させる効果があります。


profile
ニンジンは少なくとも紀元1世紀には、食用及び薬用に利用されていた植物です。

ニンジンは古代では素晴らしい医薬的な価値を持ったモノでした。
ニンジンに駆風特性と強肝特性が認められ、16世紀以来広く栽培されるようになりました。
現在ではガン患者に対して使用されたりしています。(特に胃と喉の場合)
また、皮膚ガンにも効果があると言われています。
ニンジンは視力を高めることと、病気の期間を短縮するということに長く結びつけられていました。
代用食品・リキュールなどフレーバーを添える成分として、また香水にも使われています。


キャロットシードのエッセンシャルオイル(精油)は、その名の通りニンジンの種子から抽出されるエッセンシャルオイル (精油)で、ほのかに甘いおなじみの香りがします。キャロットシードは、心身ともに清らかにしてくれるエッセンシャルオイル(精油)とされています。特に成熟肌のフェイシャルマッサージによく利用されます。

にんじんの種からはキャロットシードオイル、葉茎からはキャロットハーブオイル、根からはキャロットルートオイルが取れますが、アロマテラピーや香料として使用されるのはキャロットシードオイルです。

キャロットシードオイルはウッディノートにわずかにイリス様の香りを感じさせるような香りをもっています。

フレグランスではシプレ、シトラスなどと混ぜてウッディノートを与える目的で使用されています。(Chanel No.19)

フレーバーとしてもお菓子、リキュール、スープ、野菜ジュースなど用途は広いです。


特殊な成分を含むため特定の治療(肝・腎の機能向上)に使用されることが多い。ヨーロッパではウイルス性肝炎の治療目的に長期投与を行ない大きな成果をあげているらしい。














エッセンシャルオイルの活用のおすすめ
















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